ヤクルトブランド
麵物語本舗ブランド
工場見学
レシピ
即席めん(インスタントラーメン)ができるまで
麺の原料となる小麦粉は、タンクローリー車で工場に運ばれてきます。
タンクローリー車で運ばれてきた小麦粉を、サイロという大きな貯蔵タンクに受け入れます。
貯蔵タンク内の「小麦粉」、「ヤクルト独自の大麦若葉エキス末」、「カルシウム」を自動計量してミキサーに送り、 「食塩」を加えた「水」、「かんすい」、「ガラクトオリゴ糖」を加え、 およそ20分かけてじっくりと混ぜ合わせて麺の生地を作ります。
混ぜ合わせた生地を2組のロールに通し、2枚の帯状の麺帯にします。そのあと複合機で2枚を1枚に重ね合わせます。
重ね合わせた生地を複数の圧延ロールで少しずつ薄く延ばし、規定の厚みにします。 ここで麺のコシを出していきます。
圧延ロールで薄く延ばした生地を切歯ロールで決められた太さの麺に切ります。 そのあと縮麺機で即席めん特有の縮れ麺にします。
縮れ麺にしたあと95℃以上の蒸気で蒸します。 これにより、麺に含まれるデンプンが消化吸収されやすい状態(アルファー化)になります。
蒸した麺を成形機で1食分の長さにカットし、2つ折りにして即席めん独特の四角い形にします。
1食分の大きさに成形した麺をフライヤーで油揚げし、水分を抜き、保存性を高めます。
油で揚げた麺はとても熱い状態になっているため、冷却アキューム装置で麺の温度を常温まで冷まします。
常温まで冷ました麺を外観検査装置に通し、麺の状態に異常がないかを検査します。
外観検査のあと金属検出機・重量検査機で検査します。
検査に合格した麺に1食ずつにカットしたスープをのせて包装します。 包装した袋に賞味期限やロット記号を印字します。
個食包装した製品に麺とスープ以外のものが入っていないか、X線検査装置を通して検査します。 そのあと重量検査をします。
X線・重量検査をした製品を5食(袋)パックに包装します。 そのあと既定の数が入っているか5食パックごとの重量検査をします。
5食パックに包装した製品を6パック(30食)にまとめ、箱詰します。 箱詰した箱には、賞味期限や識別番号を印字します。
箱詰した製品に既定の数が入っているか、1箱ごとの重量検査をします。
箱詰した製品をシュリンク包装機で、3箱1つにまとめます。
シュリンクした製品をパレタイザーでパレット(運送用荷台)に積みあげます。 そのあと、出荷を待つ倉庫へと運びます。
品質管理の専任スタッフが品質規格に基づき、 最終的な製品の確認をおこなっています。 1.外観検査(包装・麺の状態)、2.理化学検査(水分、油分、油の状態)、3.官能検査(味、匂いなどの評価)など 厳しい検査をクリアしたものが製品として出荷されます。 原料や原料水は、定期的に外部専門機関に依頼して検査をおこない、安全性を確認しています。
しょうゆ味
みそ味
しお味
とんこつ味
ソース焼そば